猫の多頭飼い、成功の秘訣は?相性の良い組み合わせガイド

猫様との暮らし

猫様との暮らしは素晴らしいものなので、「もう一匹迎えたい」と考える人も多いでしょう。我が家は全く多頭飼いする気はありませんでした。最初もちをお迎えするために行った譲渡会で、とてもかわいい茶トラの子猫ちゃん兄弟がいました。兄弟なので、2匹一緒にお迎えできる方が良い…ということで、断念したくらい。なのに、もちをお迎えして1か月ちょいで、くもをお迎えすることになりました。もちに猫の友達を作ってあげたいという理由で。留守番をするときにさみしくないように…

お迎えするときにどんな性別が良いか、年齢差はとか私もいろいろ調べました。そして、もちとの相性を一番に考えて決定しました。多頭飼いを成功させるには、猫同士の相性が非常に重要です。相性を無視して多頭飼いを始めると、先住猫と新入り猫の関係が悪化し、双方がストレスを抱えてしまうリスクがあります。

我が家は結果的に相性は良かったのでホッとしています。半年の年の差で、くもを子猫(2か月だったかな)でお迎えしたので、最初こそシャーと言ってたもちが、お兄ちゃんというかお母さんのようにくもの面倒をみていき、くももお兄ちゃん大好きで、身体が同じくらいの大きさになるまで、もちはくもに手出し(ケンカ)をしなかったんですよ。今では、くものちょっかいが我慢ならん!とケンカになってますが、それでももちから仕掛けることは少ないんですよ。くもはお兄ちゃん好きで、でもマウント?とろうとしているのか、よくもちに嚙みついてますが、仲良しです(笑)

前置きが長かったですが、猫の多頭飼いを成功させるための秘訣として、性別や年齢差、頭数など、相性の良い組み合わせについて詳しく解説しましょう。

1. 多頭飼いの基本原則

猫は単独行動を好む動物ですが、社会性も持ち合わせています。多頭飼いを成功させる鍵は、猫同士が互いの存在を認め合い、適度な距離を保って共存できる環境を作ることです。

相性を最優先する: 猫の性格や性質は個体差が大きいため、どんな組み合わせでも必ずうまくいくわけではありません。新しい猫を迎える前に、先住猫の性格をよく理解し、相性が良さそうな組み合わせを慎重に選びましょう。

焦らない: 多頭飼いの導入は、時間をかけてゆっくり行うことが何よりも大切です。急に猫同士を対面させると、強い警戒心や恐怖心から関係が悪化する可能性があります。

我が家は結果オーライだったのですが、くもが入ったケージを家の真ん中において、もちの機嫌を損ねました💦荒療治で、ウチに来て2-3日でくもをケージから解放して(くもが出たがって大変でした💦)すぐにくもがもちに懐き、もちも世話をするようになったんですが、本来は10日くらいは別が良いとかいう説もありますね。

2. 相性の良い組み合わせ

① 性別の組み合わせ

猫の性別は、相性に大きな影響を与えます。一般的に、以下の組み合わせが相性が良いとされています。

オス同士: 喧嘩っ早いイメージがあるかもしれませんが、オス同士は意外と仲良くなりやすい傾向があります。特に去勢済みのオス猫は、縄張り意識や攻撃性が和らぎ、遊び仲間として良好な関係を築きやすいです。

メス同士: メス猫はオス猫に比べて独立心が強く、縄張り意識も高いため、最初は警戒し合うことが多いです。しかし、一度仲良くなると深い信頼関係を築き、安定した関係を保ちやすいと言われています。

オスとメス: 喧嘩になりにくく、比較的穏やかな関係を築きやすい組み合わせです。特に、去勢・避妊手術を済ませている場合は、お互いの存在をスムーズに受け入れやすいです。

そう、オス同士は意外と良いというのを見て、我が家はオス+オスにしました。

② 年齢差の組み合わせ

年齢差も、多頭飼いの成否を分ける重要な要素です。

子猫と子猫: 活発な子猫同士は、遊びを通じてすぐに仲良くなれます。ただし、社会化期にあるため、社会性を身につけやすい一方で、じゃれ合いがエスカレートしないよう注意が必要です。

若猫(1〜3歳)と子猫: 若い猫は好奇心旺盛で遊びたい盛りです。子猫の元気なエネルギーを遊び相手として受け入れてくれることが多く、良い関係を築きやすい組み合わせです。

成猫(3〜7歳)と子猫: 成猫は子猫の無邪気な行動に寛容なことが多いです。子猫がエネルギーを持て余して成猫にちょっかいをかけることがありますが、成猫がうまく受け流せる性格であれば、問題なく共存できます。

シニア猫(7歳以上)と子猫: この組み合わせは、慎重な検討が必要です。シニア猫は静かで穏やかな生活を好むため、子猫の無邪気さがストレスになることがあります。シニア猫の性格を第一に考え、ストレスを与えないように配慮しましょう。

年齢差については、同時リサーチできてなかったのですが、8か月のもちと2か月のくもは、子猫X子猫?若猫X子猫?だったのか、元気いっぱいのくもをもちが受け止める感じでした。

③ 頭数の組み合わせ

多頭飼いの頭数は、増えるほど猫同士の関係が複雑になります。

2匹: 多頭飼いの最も一般的な形であり、管理もしやすい組み合わせです。猫同士が適切な距離感を保ちやすいため、互いにストレスを感じにくいでしょう。

3匹以上: 3匹になると、猫同士の関係が「グループ」のようになり、特定の猫とだけ仲が良い、特定の猫を避けるといった力関係が生まれやすくなります。猫同士の関係をよく観察し、それぞれの猫が安心して過ごせる場所を確保してあげることが大切です。

人間と一緒で、3人以上になると色々問題が生まれますね(笑)

3. 多頭飼いを成功させるためのステップ

相性の良い組み合わせを選んでも、いきなり一緒にすると失敗することがあります。以下のステップで、ゆっくりと関係を築くことが成功の秘訣です。

隔離期間を設ける: 新しい猫を迎えたら、まずは別の部屋に隔離し、先住猫との直接の接触を避けます。お互いの匂いを交換する(タオルやベッドを交換する)ことから始め、存在に慣れさせます。

匂いに慣れさせる: お互いの匂いがついたタオルやベッドを交換することで、相手の存在を危険ではないものだと認識させます。

少しずつ対面させる: 隔離期間が終わり、お互いの匂いに慣れてきたら、短い時間だけガラス越しやケージ越しに対面させます。おやつを与えながら、お互いの存在が「良いこと」と結びつくようにします。

自由に行き来させる: 警戒心や威嚇が見られなくなったら、いよいよ部屋を自由に往来させます。それでも、最初は目が届く範囲で見守るようにしましょう。

ハハハ、我が家は最初の3つをすっ飛ばしましたね(笑)そりゃ、もちが怒るはずです💦

4. まとめ

多頭飼いは、適切な組み合わせを選び、焦らず時間をかければ、猫様たちにとっても飼い主にとっても幸せな生活をもたらします。性別、年齢、頭数といった組み合わせに加え、最も大切なのはそれぞれの猫の性格を尊重することです。

新しい猫様をお迎えするときは、先住猫の性格を第一に考え、時間をかけてゆっくりと関係を築いていきましょう。(我が家を参考にしないでくださいね(笑))

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