知ればもっと好きになる!猫の種類別ガイド2:特徴、性格、かかりやすい病気

猫様情報

猫の種類に詳しくなるコーナー?!猫様ってどんな種類があるのかを知る第2弾!15種類の有名どころの猫様をご紹介しております。第1弾はこちらからどうぞ。

では続いては、こちらも有名な猫様。まるまるしたフォルムが特徴ですよ。

9. ブリティッシュショートヘア

ずんぐりむっくりとした体型と、丸い顔、大きな目が特徴のブリティッシュショートヘア。その愛らしい見た目と、穏やかな性格で人気が高い猫種です。

大きさ: 中型~大型。オスで5~8kg、メスで3~5kg程度と、がっしりした体格です。
性格: 穏やかで落ち着いており、独立心も高いので、お留守番も得意です。あまり活発に動き回ることはありませんが、遊び好きな一面も持ち合わせています。
かかりやすい病気: 肥大型心筋症や多発性嚢胞腎といった遺伝性疾患のほか、太りやすいため糖尿病などの生活習慣病にも注意が必要です。

意外と大きな種類なんですね。知らなかった。

10. ノルウェージャンフォレストキャット

北欧の寒い森で生まれたノルウェージャンフォレストキャットは、ふさふさとした豪華な被毛と、がっしりとした体格が特徴です。寒さに強く、野生的な外見とは裏腹に、非常に温厚な性格です。

大きさ: 大型。オスで5~7kg、メスで3~5kg程度です。
性格: 穏やかで賢く、好奇心旺盛です。人にもよくなつき、他のペットとも仲良くできます。高い場所を好むため、キャットタワーは必須です。
かかりやすい病気: 肥大型心筋症や股関節形成不全、多発性嚢胞腎といった遺伝性疾患のほか、被毛が絡まりやすいため毛球症にも注意が必要です。定期的なブラッシングが欠かせません。

メインクーンよりもお顔が少し柔らかな感じですね。

11. エキゾチックショートヘア

つぶれたような顔立ちと、ずんぐりむっくりとした体型が特徴のエキゾチックショートヘア。愛らしい見た目から「ぶさかわ」としても人気が高い猫種です。ペルシャとアメリカンショートヘアの交配によって生まれたため、両親の長所を受け継いでいます。

大きさ: 中型。オスで4~6kg、メスで3~5kg程度です。
性格: ペルシャの穏やかでおっとりとした性格と、アメリカンショートヘアの好奇心旺盛な一面を併せ持ちます。甘えん坊で人懐っこく、他のペットとも仲良くできます。
かかりやすい病気: 特徴的な顔立ちから、短頭種気道症候群や流涙症、ドライアイといった目の疾患にかかりやすい傾向があります。また、ペルシャの血を引くため、多発性嚢胞腎や肥大型心筋症といった遺伝性疾患にも注意が必要です。

かかりやすい病気が多いですね( ノД`)シクシク…

12. ボンベイ

「小さな黒豹」とも呼ばれるボンベイ。光沢のある漆黒の被毛と、丸くて大きな金色やカッパー(銅色)の瞳が特徴的です。野生的な見た目とは裏腹に、非常に温和で愛情深い性格をしています。

大きさ: 中型。オスで4~6kg、メスで3~5kg程度です。
性格: 穏やかで人懐っこく、飼い主には深い愛情を示します。家族全員に友好的で、子供や他のペットとも仲良くできる社交的な性格です。遊ぶことが大好きで、犬のように芸を覚える賢さも持ち合わせています。
かかりやすい病気: 比較的丈夫な猫種とされていますが、尿石症や膀胱炎などの尿路疾患にかかりやすい傾向があります。また、祖先であるアメリカンショートヘアから肥大型心筋症のリスクを受け継いでいるため、注意が必要です。

猫おばさんが学生の時、飼いネコさんだと思うけどよく遊びに来て、家にまで上がりこんで我が家のように寛いでた黒猫ちゃんに、このボンベイから「ボンちゃん」と名前を付けて可愛がってました(笑)黒猫さんは本当に人懐っこい。

13. シャム

青く輝くサファイアのような瞳と、スマートで筋肉質な体型が特徴のシャム。ポイントカラー(顔や耳、手足、しっぽの色が濃くなる)と呼ばれる美しい被毛の模様が特徴です。

大きさ: 小型〜中型。オスで3.5〜5.5kg、メスで2.5〜4.5kg程度です。
性格: 非常に賢く、好奇心旺盛で活発です。鳴き声が大きく、おしゃべり好きで飼い主によく話しかけます。愛情深く、甘えん坊な一面も持ち合わせています。
かかりやすい病気: 進行性網膜萎縮症や慢性腎臓病、肥大型心筋症などの遺伝性疾患に注意が必要です。また、気管支喘息や膵炎にもかかりやすい傾向があります。

くも氏の祖先ですね(笑)くもの筋肉質な体型とおしゃべりは、シャムからきてますね。

14. アビシニアン

古代エジプトの壁画に描かれている猫に似ていることから「聖なる猫」とも称されるアビシニアン。すらりとした手足とアーモンド形の目が特徴的です。

大きさ: 小型〜中型。オスで3.5〜5kg、メスで2.5〜4kg程度と、スリムな体型です。
性格: 賢く、好奇心旺盛で活発な性格です。遊び好きで、上下運動も得意です。寂しがり屋な一面もあり、飼い主とのコミュニケーションを好みます。
かかりやすい病気: 進行性網膜萎縮症やピルビン酸キナーゼ欠損症といった遺伝性疾患が知られています。定期的な健康診断と、運動量を確保できる環境づくりが重要です。

15. スフィンクス

カナダで生まれたスフィンクスは、被毛がない、あるいは極めて少ないのが最大の特徴です。体温調節が苦手なため、寒い時期は服を着せるなどの配慮が必要です。

大きさ: 中型。オスで4〜6kg、メスで3〜5kg程度です。
性格: 非常に賢く、社交的で愛情深い性格です。活発で遊び好き、人懐っこく、常に飼い主のそばにいることを好みます。
かかりやすい病気: 皮脂腺が多く、皮膚炎やニキビなどの皮膚疾患に注意が必要です。また、被毛がないことで、冬は風邪をひきやすく、夏は日焼けや熱中症のリスクが高まります。肥大型心筋症や歯周病にもかかりやすい傾向があります。

皮膚が剥き出しなんで、やはりお肌のトラブルが多いんですね。

まとめ

いかがでしたか?2回にわけてご紹介しましたが、有名な猫種なので全部知ってるよなんて人もたくさんいらっしゃったでしょうね。個体差があるので必ずしもかかりやすい病気になるわけではありませんが、それぞれの特徴を理解しておき、注意することは猫様を守るには必要なことですよね。日々のケア(グルーミングや運動)についても事前に知識を持ってお迎えすることで、猫様のQOLをあげることができます。家族としてお迎えするのですから、よーく研究してお迎えしてくださいね。

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