猫の留守番について

猫様情報

世界を飛び回っていた猫おばさんですが、もちとくもをお迎えして、本当に外泊が嫌になりました。実家に戻るのも日帰り、可能な限り日帰り対応(笑)とはいえ、どうしても家を空けないといけない場合、どうしたらよいのでしょうか。

今回はペットホテル、シッター、そして猫だけでのお留守番の3つのパターンについて、それぞれ何日程度が目安か、メリット・デメリット、費用の相場等を解説します。

これからご紹介する内容はあくまでも目安で、猫様の性格や体調をよく考えて、留守番の選択肢を選ぶ際は、猫様に最も合った方法を考えてあげることが大切ですよ。

1. ペットホテルに預ける

何日程度大丈夫?

短期から長期(数週間)まで対応可能です。専門のスタッフが常駐しているため、長期の旅行や出張でも安心できる選択肢です。

メリット

専門家による管理と安心感: 獣医師が併設されていたり、スタッフが猫の扱いに慣れているため、体調の変化にすぐ気づいてもらえます。

災害時も安心: 自宅での予期せぬ事故や災害のリスクを避けることができます。

盗難や火災のリスク回避: 留守中の自宅で起こる可能性のあるトラブルから猫を守ることができます。

宿泊中の様子が把握できる: ホテルによっては、日々の様子を写真や動画で報告してくれるサービスもあります。

デメリット

環境の変化による強いストレス: 慣れない場所、ケージ、見知らぬ人や他の動物の存在は、神経質な猫にとって大きなストレスになることがあります。

他の猫からの感染症リスク: 他の猫と接触する機会がある場合、病気がうつるリスクもゼロではありません。

費用が高め: 預ける期間が長くなると、それなりの費用がかかります。

費用相場

1泊あたり: 3,000円~5,000円程度

個室や高級な設備: 5,000円~10,000円程度

お引越しの時に2度ほどお世話になりました。最初のペットホテルは…ワンちゃんのトリミング等もされているショップが運営されているペットホテルでした。選択肢がなかったので、もちとくもには大変申し訳なかった💦ともかく臭いが…犬の…。もちとくもを一緒のケージに入れてもらったのですが、ずっとくっついたままで、固まっていたようです( ノД`)シクシク…なんとか1泊乗り切ってくれました。ご飯もろくに食べず、大好きなポンチュールも全然食べなくて、トイレもダメだったようです。二度とペットホテルは使わん!って思ったのですが…。

直近の引っ越しでも、ペットホテルを利用しました。やはり、引っ越しの荷入れの音はかなりストレスなのと、引っ越しが2日かかる距離だったので、ペットホテルに避難してもらうのが一番だと思い利用しました。今回は猫専用のペットホテル♪しかも高級ルームです。(繁忙期だったので高かった💦上に書いた高級ルームの値段の2倍くらいはしました。)キャットタワーがあって、個室で、いつでもカメラでもちとくものお部屋の様子が見れてよかった。ご飯は少し食べてくれて、二度目だったからか少し慣れたのかな?お部屋のキャットタワーに登ったり、窓の外を見たりしてたので(カメラで監視してしまいました(笑))、高いお部屋にしてよかったかも。そのホテルは送迎もしてくださって助かりました。

2. ペットシッターに来てもらう

何日程度大丈夫?

短期から長期まで対応可能ですが、特に数日〜1週間程度の留守番に最適です。

メリット

猫へのストレスが少ない: 住み慣れた自宅で過ごせるため、環境の変化によるストレスがほとんどありません。

多頭飼いに向いている: 多頭飼いの場合でも、料金は訪問回数で決まることが多いため、ホテルに預けるより費用を抑えられる場合があります。

家の見回りも兼ねられる: 郵便物の回収や植物への水やりなど、猫のお世話と同時に家の管理も依頼できる場合があります。

日中の様子がわかる: 多くのシッターが、訪問中の猫様の様子を写真付きで報告してくれます。

デメリット

自宅に他人を入れる抵抗感: 鍵を預けることになるため、信頼できるシッター選びが非常に重要です。

シッター選びが難しい: 資格や実績、レビューなどをしっかり確認しないと、悪質なシッターに当たるリスクがあります。

不在の時間をカバーできない: シッターが訪問しない時間帯(夜間など)に体調が急変した場合、発見が遅れるリスクがあります。

費用相場

1回の訪問(30分〜1時間): 3,000円~5,000円程度

交通費や鍵預かり料: 別途請求されることが多いです。※繁忙期(年末年始など)料金が割増になることがあります。

お世話の内容、頻度でプラス料金がかかります。

1週間の研修で家を空ける時に利用しました。あの最悪…いや、臭いのきついペットホテルしかその当時は選択肢がなかったので、思い切ってシッターをお願いしました。サービス範囲内ではあったのですが、距離があったのでその分プラスにはなりましたけど💦でもホテルよりはお値段は安く、また環境が変わらないのが猫様にはメリット。自動給餌機と自動給水機、ペットカメラがあるので、トイレの掃除だけなんとかしてもらえればと。シッターさんに遊んでもらうサービス等もあるのですが、ウチのもちとくもは、人慣れしてないので、最低限のお世話でお願いしました。

通常通りの生活ができていて、シッターさんが入室前、退室後にLineで連絡をくれて、特に不安はありませんでした。時間が合えば私はペットカメラでシッターさんのお世話の様子を見てました。保育園に子供を預けるみたいな感じで、お世話の時の様子なども伝えてもらえて、私はお願いしてよかったなと思いました。

3. 猫だけで留守番

何日程度大丈夫?

推奨されるのは1泊2日までです。これ以上の日数になる場合は、猫の安全と健康のため、ペットホテルやシッターの利用を強くおすすめします。

メリット

猫にとって最もストレスがない: 環境も人も変わらないため、猫は普段通りの生活を送ることができます。

費用がかからない: サービス費用は一切かかりません。

感染症リスクがない: 他の猫との接触がないため、病気をもらってくる心配がありません。

デメリット

緊急時のリスクが最も高い: 体調が急変したり、思わぬ事故(誤食、怪我など)が起きたりしても、誰も気づくことができません。これが最大のリスクです。

衛生面や栄養面での不安: 複数用意した食事や水、トイレも、時間が経つにつれて劣化したり、汚れたりします。特に夏場は食事の衛生管理が困難です。

自動給餌器・給水器は万能ではない: 予期せぬ故障や設定ミス、電池切れなどのリスクがあります。

費用相場

基本的に費用はかかりません。※ただし、自動給餌器や自動給水器、自動トイレといった便利グッズの初期費用はかかります。

猫飼いの先輩は、3泊くらいまでいけると言ってましたが…💦。おトイレの心配があるので、頑張っても2泊ではないかなと思います。我が家は1泊以上になるのであれば、シッターさんかホテルを考えます。

まとめ

猫様の留守番方法を選ぶ際、最も重要なのは「もしもの時に誰が助けてくれるか」という視点です。留守番の期間が長くなるほど、このリスクは高まります。1泊2日までの留守番であれば、猫だけでのお留守番も可能ですが、その際は食事や水、トイレを多めに用意し、室温管理を徹底しましょう。2泊以上になる場合は、費用はかかっても、猫様の安全と安心を確保できるペットホテルかペットシッターの利用を強く推奨します。

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