皆さん、猫様の爪とぎはどんなものを使ってますか?
爪とぎって、爪の古くなった層を剥がしたり、縄張りを主張したり、ストレスを解消したりするために欠かせない物なんですよ。家具や壁での爪とぎを防ぐためにも、猫様の好みのお品を用意してあげることが大切です。
ここでは、爪とぎの「形状」と「素材」の種類、それぞれのメリット・デメリットを詳しく解説します。我が家のもち、くもの爪とぎのご利用状況はまた別の日にお話ししますね。
形状による爪とぎの種類と特徴
まずは、爪とぎの設置方法や形状から見ていきましょう。
1. 平置きタイプ
床に置いて使う、最もシンプルで一般的な形状です。
メリット: 安定していて倒れる心配がなく、安心して使えます。子猫や高齢猫、体が不安定な猫でも使いやすいのが特徴です。
デメリット: 床に置くため、ある程度のスペースを必要とします。
デメリットの置くスペースですが、そんなに大きくない物もありますし、そこまでデメリットというほどのことでもないですよね(笑)
2. 縦置き・ポールタイプ
柱状になっており、垂直に立てて使うタイプです。キャットタワーの一部にもなっています。
メリット: 猫が全身を伸ばして爪とぎとストレッチを同時にできるため、猫の満足度が高い傾向にあります。床面積を取らないため、省スペースで設置できます。
デメリット: 倒れないようにしっかりと固定する必要があります。大型猫の場合、細いポールだと不安定になることもあります。
デメリットに追加するとしたら、長さでしょうか。もち、くも共に結構大きく(長く)なってしまい、しっかり全身を伸ばして使える長いタイプの商品を見つけるのが大変(縦置きタイプの場合ですが)。
3. 壁掛けタイプ
壁に取り付けて使う板状の爪とぎです。
メリット: 床にスペースがない場合でも設置できます。猫が立ち上がって爪とぎをする習性がある場合、好みの高さに合わせられるのが利点です。
デメリット: 取り付けの手間がかかります。壁に傷がつく可能性があります。
これを導入する時に変な癖(壁をあちこちボリボリするようになる)がついたらと心配してましたが、無駄な心配でした。もち、くもから、僕らはそんなにおバカじゃないと怒られそうですね💦
4. ソファ・ベッド一体型
爪とぎができる素材でできたベッドやソファです。
メリット: 爪とぎと休憩場所が一体化しているため、猫の生活動線に自然に取り入れやすいです。
デメリット: 爪とぎ部分が限定的なため、他のタイプに比べて劣化が早くなる場合があります。
我が家にはこのタイプがないので何ともです💦
素材による爪とぎの種類と特徴
猫様のお好みは多種多様。いくつかの素材を試して、猫様のお気に入りを見つけてあげましょう。
1. ダンボール(紙製)
最も広く普及している爪とぎです。
メリット: 安価で手軽に手に入り、猫が好む感触です。様々な形状があり、使い捨てで衛生的です。
デメリット: 爪とぎの際にクズが出やすく、周囲が散らかりやすいです。頻繁な交換が必要です。
これが嫌いなコはいないのではないでしょうか。クズ問題がありますよね💦
2. 麻(縄)
キャットタワーのポールによく使われている素材です。
メリット: 丈夫で耐久性が高く、長持ちします。爪がしっかりと引っかかり、研ぎごたえがあるため、猫の満足度が高い傾向にあります。
デメリット: 硬い感触が苦手な猫もいます。
爪がしっかり引っかかる反面、爽快感がないので我が家のもち様はあまりお好きではないようです(笑)
3. 木製
杉やヒノキといった天然木を使った爪とぎです。
メリット: 自然な木の感触や匂いを好む猫もいます。耐久性が高く、インテリアにも馴染むデザイン性の高い商品が多くあります。
デメリット: 爪が引っかかりにくいものもあり、すべての猫に好まれるわけではありません。
我が家には木製の爪とぎはありませんが、爪とぎケースをヒノキで作っていただいてて、もち様はケースをガリガリされることがありますね。
4. カーペット・布製
目の粗いカーペットや布を使った爪とぎです。
メリット: 猫が好みやすい柔らかい感触で、家具やカーペットで爪とぎをする癖がある猫の対策になります。
デメリット: 爪を研ぐとクズが出やすく、耐久性はあまり高くありません。
我が家には爪とぎカーペットはないのですが、床にタイルカーペットを引いているので、くもが時々床で爪とぎしてます💦
まとめ
爪とぎとひとくくりにしてますが、色々な種類がありますよね。大切なのは、猫様がどんな姿勢で、どんな感触のものを好むかを観察することです。これ、全てにおいていえますが、一に観察、二に観察です。言葉で伝えてくれないので、こちらがよく様子をうかがってお好みを見つけることが大事です!
平置きと縦置きの両方を試してみる、ダンボール製と麻製を置いてみるなど、複数の種類を試して、猫様の好みを見つけましょう!満足のいく品をしっかりと見つけてあげれば、壁をボリボリすることはなくなりますよ。(我が家の壁はとてもきれいです。猫おばさんが物をぶつけたりして壁に時々付けることはありますが💦)
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