猫様が苦手なことやもの|嫌いな理由と対処法を徹底解説

猫様情報

安心して猫様に暮らしていただくには、できるだけ嫌なこと、苦手なことを経験させたくないものですよね。「なぜ急に怒り出すの?」「どうしてこんなに嫌がるんだろう?」その行動の裏には、猫様なりの理由や感情が隠されています。

今回では、猫様が本能的に苦手とする行動や物、音などを徹底解説します。猫様の「嫌い」を理解することは、ストレスを減らし、より良い関係を築くための第一歩です。どんな気持ちなんだろう、なぜ嫌なんだろうを読み解くヒントを知って、もっと猫様のQOLを向上させましょう。

我が家のくも氏は、急にしっぽを膨らませて走り回ったりすることが多いです。もちがそんなことをすることはありません。このブチギレしている無敵状態のくも氏は誰も止められません(笑)狸のように膨らんだしっぽをよしよしと撫でると落ち着いてくれますが、理由はいつも不明💦何がブチギレポイントなのか、わかると良いのですが…

1. 苦手なニオイと味

猫様の嗅覚は人間の数十倍から数百倍とも言われるほど鋭敏です。そのため、人間には気にならないようなニオイでも、猫様にとっては強い不快感を与えることがあります。

柑橘系のニオイ: レモンやオレンジ、グレープフルーツなどの柑橘系の香りは、猫が特に苦手なニオイの一つです。これは、猫が本能的に嫌うリモノイドという成分が含まれているためです。
ハーブ系のニオイ: ミントやラベンダー、ローズマリーなどのハーブも、猫にとっては刺激が強く、苦手な子が多いです。特にアロマオイルは成分が凝縮されているため、猫が舐めたり吸い込んだりすると中毒症状を引き起こす危険があります。
人工的な香料: 香水やタバコの煙、芳香剤、柔軟剤などの人工的なニオイも、猫の敏感な嗅覚には強い刺激となります。これらの香りを使うのは避け、無香料の製品を選ぶのがおすすめです。

アロマはほぼ全部猫様にとって有害です。猫様にとって有害な物はこちらからご確認ください。

2. 苦手な音

猫様の聴覚は非常に優れており、人間には聞き取れない高音域の音も感知できます。そのため、突然の大きな音や高周波の音は、猫様にとって大きなストレスとなります。

大きな音: 雷や花火、掃除機の音、ドライヤーの音などは、猫様を驚かせ、強い恐怖心を与えます。特に大きな音が出るとわかっている場合は、別の部屋に移動させる、落ち着ける場所に隠れられるようにするなど、事前に準備をしてあげましょう。
インターホンや金属音: インターホンや、缶詰を開ける音、スプーンが器に当たる音など、甲高い金属音も嫌がります。これらの音は突然鳴り響くことが多いため、猫様の不安をさらに増大させます。インターホンは音量を下げるか、マナーモードに設定するのがおすすめです。
声のトーン: 飼い主が怒鳴ったり、高い声を出したりするのも猫は嫌がります。コミュニケーションをとる際は、穏やかで優しい声で話しかけることが大切です。

我が家はピンポンが大嫌いです。エントランスのピンポンは防ぎようがないのですが、家の玄関のピンポンを鳴らさせないように、荷物等が届く時は、ドアを開けて待ち構えています(笑)それからくも氏は雷が嫌いなようですね。ゴロゴロゴロって雷の真似をするとびっくりした顔をします。からかってはいけませんね💦

3. 苦手な場所と状況

猫様は縄張りを大切にする動物です。そのため、自分のテリトリーが乱されることや、見慣れない環境は大きなストレスになります。

不安定な場所: 高い場所は好きですが、ぐらぐらする不安定な場所は嫌がります。キャットタワーなどがしっかり固定されていないと、恐怖心から寄り付かなくなります。
知らない場所: 引っ越しや旅行などで見慣れない場所に連れて行かれると、強いストレスを感じます。どうしても移動が必要な場合は、キャリーバッグの中に慣れ親しんだ毛布やタオルを入れて、安心できる匂いを満たしてあげましょう。
慣れない人や動物: 縄張りに知らない人や動物が入ってくると、警戒心から隠れたり威嚇したりします。来客がある際は、猫様がいつでも隠れられる場所を用意し、無理に触れさせないように配慮しましょう。

お引越しを何回か経験したもち、くも。荷物が入って家のにおいがすれば、比較的すぐに環境に慣れてくれるようになりました。ただ、最初の引っ越しではもちは💩が出なくなってしまいました。

 4. 苦手な触り方とコミュニケーション

猫様は気まぐれで、触られるのを好む時とそうでない時があります。その時の気持ちを無視したコミュニケーションは、信頼関係を壊す原因となります。

しつこい触れ合い: 撫でられている最中でも、猫がしっぽを振ったり(叩きつけるような振り方)、耳を後ろに倒したりしたら、「もう十分」のサインです。無理に続けず、すぐにやめてあげましょう。
お腹を触る: 猫様にとってお腹は急所です。お腹を見せるのは最大の信頼の証ですが、触られるのは嫌がることが多いです。空気を読んでお触りしましょう。
無理な抱っこ: 抱っこが苦手な猫様は少なくありません。無理やり抱っこすると、逃げようとしたり、噛みついたりすることもあります。
無理やりなグルーミング: ブラッシングや爪切りを嫌がる猫は多いです。短時間で終わらせたり、ご褒美をあげたりして、少しずつ慣れさせてあげましょう。

もちは大きくなってから抱っこは嫌になり、お膝にも乗らなくなったのですが、歯磨きの時や目を拭いたりするときは抱っこをします。お手入れされるのが嫌で気配を感じると逃げるのですが、一応抱っこはさせてくれます。面白いのは、多分抱っこは好きじゃないので、もう十分ってなると嫌って鳴くのですが、離しても逃げなくてすぐ近くに座るんですよ。近くには居たいけど、抱っこはするなってことですね(笑)

まとめ

猫様が苦手なことやものを理解することは、猫様の気持ちを尊重する上で非常に大切です。彼らの行動や仕草には、たくさんの感情やメッセージが隠されています。苦手なことを無理強いせず、猫様のペースに合わせてあげることで、ストレスを減らし、より安心できる環境を提供できます。

何が好きで、何を嫌がるのかを日々の観察から見つけ出してあげましょうね。日々観察ですよ(笑)

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