トイレは何がいい【基本編】でトイレの種類や選び方についてまとめた際に思い出したこの事件?!猫様が罹りやすい腎臓病や膀胱炎、尿石症と深い関係がありました。
ある日、ワクチン接種でもちとくもを動物病院へ連れて行った際、そろそろ尿を一度調べておいた方が良いとアドバイス頂いたんです。
猫おばさん「で、どうやって採尿するんですか?」
獣医さん「システムトイレのおしっこシートを引かないで、そこに溜めるんですよ」
猫おばさん「うち、システムトイレじゃないんですけど、他に方法はないんですか?」
その後獣医さんがいくつか方法を教えてくれたのですが、膀胱に針を刺す方法で猫様にはとても負担がかかるとのこと。これは、システムトイレを導入しなきゃ!と意気揚々とポチっ。付属のお砂を敷いていつものトイレの横にドーン!と置くも無反応。
砂が違いすぎるのか…それでは、我が家愛用の猫砂キャッツベストさんの商品でシステムトイレで使えるというペレットタイプで再挑戦!
いつものお砂もまぶして…
待てど暮らせど使ってくれません。好奇心旺盛なくも氏が入って砂をガサっと一掻きしてくれましたが、全く使ってくれません。もちは、ウチに来るまでは使っていたはずなのに…普段のトイレを全閉鎖して無理やり使わせるまでは試さず、撃沈💦(無理はいけませんしね)
システムトイレって猫様にとっては仮設トイレだって獣医さんのブログ記事を読み、撃沈してよかったなって思いました。獣医さん曰く、『人の利便性のために猫に負担を強いているものと認識しておく』これは刺さりました。確かに、よく考えると、いくら消臭機能があるとはいえ、おしっこをしみ込ませたシートが1週間くらいずっとあるって、嗅覚がすごい猫様は本当に臭わないのか…。もちろん、システムトイレを否定しているわけではないのですが、我が家は最初に導入したのが非システムトイレだったので、導入はあきらめました。
では、どうやって採尿する?針?ヒャー💦可哀そうすぎる…。と前置きが長くなりましたが、システムトイレじゃない場合、どうやって採尿できるのか、調べてみました。
1. システムトイレ以外の採尿方法
1-1. トイレの砂を工夫する
通常の猫砂は尿を吸収してしまうため、採尿には不向きです。以下の方法で、尿を吸収させずに溜めます。
非吸収性の猫砂を使用する:
普段使っているトイレの猫砂を、システムトイレ用と同じような「水分を吸収しないチップ」(固まらないタイプのシリカゲルなど)に一時的に変えます。猫が排尿したら、チップをかき分けて、下に溜まった尿をスポイトや注射器(針なし)で吸い取ります。
猫が新しい砂を嫌がる場合は、普段の砂と少しずつ混ぜて慣らしていくか、少なめに敷くなどの工夫が必要です。
ラップやビニールシートを敷く:
トイレの底にラップやビニールシートを敷き詰め、その上に普段使っている猫砂を薄く敷きます。
猫が排尿すると、尿がラップやビニールシートの上に溜まるので、それをスポイトなどで採取します。
ラップやビニールシートのガサガサという音を嫌がる猫もいるので、事前に慣らしておくことが大切です。
1-2. 直接尿を採取する
猫が排尿している最中に、尿を直接容器で受け止める方法です。最も純粋な尿を採取できる可能性が高いですが、猫が警戒して排尿をやめてしまうリスクもあります。
お玉や平らなトレイを使用する:
猫が排尿姿勢をとったら、後ろからそっとお玉や深さのない平らなトレイ(中性洗剤で洗い、乾かしたもの)を尻尾の下に滑り込ませて尿を受け取ります。
排尿が完全に始まってから近づけるのがコツです。早すぎると猫が警戒し、遅すぎると受け止めきれないことがあります。
市販の採尿器具(ウロキャッチャーなど)を使用する:
ペット用品として、猫の排尿時に使える専用の採尿器が販売されています。ウロキャッチャーは柄が長く、スポンジで尿を吸い取るタイプです。そして、『獣医師推奨』に弱い猫おばさんは、こんなものも見つけました。
これって、お玉と同じような…(笑)毒づいてませんよ。このシリーズは尿の㏗を家で調べられるキットもありますよ。流石、獣医師推奨!
2. その他の方法(最終手段)
上記の方法が難しい場合や、どうしても採尿できない場合は…
あの方法、針ですね。獣医師さんに相談しましょう。
動物病院での膀胱穿刺(ぼうこうせんし): 獣医師が直接、猫の膀胱に細い針を刺して尿を採取する方法です。最も清潔で正確な尿を採取できますが、猫に麻酔をかける場合があり、猫への負担は大きくなります💦
我が家は、猫おばさんがお玉でキャッチする技術を磨いて、獣医師推奨ニャンプリングで採尿になるでしょうね。システムトイレを導入できるのであれば、その方が簡単なのですが…技、磨きます(笑)
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