芸能人のペット関連ニュースから改めて猫様との関わり方を考えた

冒険の心得

このところ立て続けに芸能人の猫様(ペット)関連記事を見て思ったこと。まずはつい先日「保護猫譲渡に関するモヤモヤ」で書いたばかりのペットの生体販売の件を思い出させる記事です。

最近では路線バスの旅の人、太川陽介さんの家でのエピソードの記事。奥様の女優・藤吉久美子さんのびっくりエピソードなのですが、事実かもしれませんが、多少なりとも影響力のある有名人がこのようなエピソードを話してしまうということ、それを記事化してしまうというところが、まだまだ猫様、ペットに対する意識が低いと思わざるを得ないと感じました。元記事

どういう話か、要約しますと…息子さんが小5の頃、なんの相談もなしに犬を買ってきて、犬の世話を一切しないし、触りもしない。その理由は、怖くて触れないとのこと。夫婦で家を空ける時、息子さん一人が可哀そうだから。自分(藤吉)は猫の方が良いが、太川に反対され、百歩譲ってトイプードルなら可愛いし大丈夫かと思ったけどダメだった。その買われてきた犬には、「ごめんね、好きじゃないけど」と伝えていると。

こういう犬が嫌いで世話をする気もない人が、お金さえだせば買える、ワンちゃんを連れて帰れるというのが恐ろしいということです。
このお話では、太川さんがお世話をしているから最悪な状況ではないですが、藤吉さんはワンちゃんに、あなたの事が嫌いって直接言ってしまってるという。猫様もワンちゃんも人の言葉はわかるんですよ。エゴの塊のようなエピソードで本当に不快な記事でした。

次に目にしたのはやす子と坂上忍さんの記事。元記事

要約しますと…「坂上どうぶつ王国」で、やす子が坂上さんに保護に特化した動物園を建設したいとの相談をもちかける設定。その際にさかがみ家のリアルな維持費についての話を絡めつつ、覚悟ができているのかとやんわりとアドバイスする内容。

坂上さんについては特に好き、嫌いというのはないのですが、私財を投げうって保護猫・保護犬活動をされている凄い人だと思います。記事にあった通り、保護活動はお金がかかっているということ、これをよく知るべきだと思うんです。動物で金儲けをして…なんて言う輩(あえて輩にします)もいると聞きますが、大変な活動をしていてそれをボランティアでやり続けるというのかい?それこそやりがいの搾取だし、犠牲の上に成り立っているなら、活動は続かないと言ってやりたいです。

私はこのやす子って人はよく知りませんが、テレビのやらせというかシナリオだと思いますが、簡単に保護に特化した動物園を建設したいとか…。ま、台本に書いているんでしょうからそれはそれとして、その後の回答は動物でお金儲けしてなんて考えている人がしっかり聞くべきところ。
年間の維持費は億を超える…って、漠然とすごいお金がかかっていると思ってましたが、そんなにかかっているんだと。これを維持できるのはすごいですし、覚悟を持って続けているんだと思います。もちろん個人や小さい団体でも運営のためにお金がたくさんかかっているわけで、それをわかっていれば譲渡費用がなぜかかる?なんて考えは生まれないと思うんです。

記事の下にコメント欄があって、その書き込みの中に、知人のやっている動物ボランティアの所に坂上さんから多額な寄付があったそうで、面識も何もないのでかなり驚かれたとのこと。さかがみ家以外にもそのようなことをされているとは、しかも本人が寄付してるんですと言っているのではなく…。静かにそういうことができるのもすごいと思います。

Youtubeで時々さかがみ家の動画を観ますが、ただお金がたくさんあるからって簡単にできることではないと思っています。尊敬しかない。坂上さんみたいにできないから私はしない、出来ないではなく、出来ることを自分ができる範囲でしたら良いと思います。

例えば、サンシャイン池崎さん。この方は預かりボランティアされてますよね。テレビがないので番組自体はリアルタイムで観ないのですが、Youtubeで時々観てます。ずっとのおウチに行けるように、人慣れの練習をしているんですよね。本当に猫様が好きだからできることです。

猫様のための活動は、保護活動や預かりボランティアだけではないと思います。私がインスタでもちとくもの写真を投稿し始めたのは、勿論もちとくもが可愛いからというのもありますが、保護猫がこんなに可愛く、こんなに幸せに暮らしているんだという広報活動をしていると思って投稿しています。猫をお迎えしたいと思っている人が、保護猫に興味を持って、保護猫をお迎えしてくれるきっかけになればという思いもあります。そして最近始めた猫様のための活動は、保護猫ちゃんたちのプロフィール写真を撮ってあげること。え、それって何の役に立つの?って思った方もいらっしゃると思います。

元々スマホで写真を撮るのが得意で、毎日もちとくもの写真を撮っているので、そのスキル?!を活かして、譲渡会のプロフィール写真やインスタにアップするかわいい写真を撮って、早く猫様たちがずっとのおウチに行けるようにお手伝いできればという活動です。

運よく2番目にコンタクトを取った保護活動をされている方に承諾を頂いて、先日撮影に行ってきました。猫様のお世話で写真まで手が回らないところ、私の怪しいDMにも、助かる!って思ってくださったようです。こういうボランティアもあるんだって好意的に受け取っていただいて、こちらもうれしかったです。猫おばさんのスマホ写真家活動もそのうちご紹介しますね。

ちょっと長くなりましたが、何が言いたいかといいますと、猫様のための活動は考え方によっては色々と展開できるということ。猫様のためという気持ちが一番大切ですので、自分ができることをできる範囲でやってみませんか?

そして雰囲気はガラリと変わり、最後は少し私にとっては現実的なニュースでした。
遠野なぎこさん。お亡くなりになられましたね。

猫ちゃんは無事後見人へ引き取られたとのこと。一人暮らしの私にとっては他人事ではありません。私自身、まだ何も対策をしていなくて、早くしなきゃと思いそのままにしていた問題。このニュースでまた考えさせられました。私の方が当然もちとくもより長生きするなんて思ってますが、何があるかわかりませんからね。

大した遺産はないですが、もちとくもが生活できるお金を遺産として渡すといった内容の遺言書を書いておこうかと思って調べたことがあります。確か、動物の場合は財産を相続する権利がないので、「負担付遺贈」で誰か信頼できる人に猫様の世話を条件に、財産を譲ることは可能らしいです。
他に、ペット後見互助会、老猫ホームとかも選択肢かなとか、まだまだ答えが出ていないのですが、迎え入れる時に終生飼育と誓ったわけですから、ちゃんと調べて結論を出そうと思ってます。こちらはまた別の日にまとめますね。

思ったことをツラツラ、長々と書いてしまいましたが、改めて、もち様とくも様には一緒に住んで頂いているので、日々の生活を楽しく、「このウチの子になって良かった」と思って頂けるよう精進しようと思います!

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