現在賃貸でもちとくもと暮らしていますが、ここ1年で立て続けに引っ越しをし、直近の引っ越しではなんと超繁忙期に引っ越しをするという力技を繰り出した建築士でもある猫おばさん視点の物件の探し方を紹介します。何かの参考になれば幸いです。
ご存じとは思いますが、猫可の物件、しかも多頭OKは本当に少ないです。壁をボロボロにされるだとか、臭いがとかいうイメージがあるようで、敬遠される大家さんが多いとのこと。
またペット可でも小型犬1匹ならOK(申し訳ないですが、小型犬より静かで臭いもしないのに…と何度思ったことか)、猫は不可もしくは、1匹までとかが多いのが現状。それを踏まえて、理想の家を探すコツをお伝えできたらと思っています。
できれば…なのですが、可能であれば繁忙期は避けた方が良い!
0.引っ越し時期をよく考える
これは、今回新卒以来はじめて繁忙期に家探しをした経験からお伝えしたいこと。3月末頃の引っ越しのために家探しを始めたのは2月に入ってから。3月末に引っ越すのであれば、通常の物件でも年末頃から探し始めないと厳しいそうです。物件数も少ないし、どんどん物件を押さえられていきますので、良いなと思った物件もすぐに無くなってしまいます。不動産屋さんも忙しいので、物件の紹介や対応もしっかりしてもらえないので、理想の物件にめぐりあう確率も低くなります。
そして、引っ越し料金も高く、そしてこちらの予約もすぐ埋まってしまいます。
それでは、まずは検索の条件から。
1.検索条件を整理する
自分の理想を100%満たす物件に住めるのがベストではありますが、そもそも物件数が少ないので、最初から100%を探すことは困難です。(そして凹みます)まずは、たくさんの物件を確保するため、条件に優先順位をつける、そしてどうしても外せない条件を検索条件に設定します。
では、Yahoo賃貸のサイトを参考に、どういう風に検索していくかやってみましょう。
2.条件を設定する
ここでいう検索条件は、建物や間取りに関する条件です。基本的な条件、例えば住む場所であったり、賃料であったりは以下のように設定します。
*住所は細かく設定しない。〇〇区程度まで。
*駅・路線は希望の駅は設定せずに、路線程度にとどめる。
*賃料は、上限のみ設定。
*最寄り駅からの時間は設定しない。
*築年数もとりあえずは設定しない。
*間取りは設定せず、面積だけにとどめる。
それから、自分の譲れないポイントの条件を入れます。
まずは、絶対こうじゃなきゃダメ!っていうポイントだけです。
私の場合はこんな感じです。
築浅が私にとっては結構重要な条件なので、築年数で並べ替えます。最初の基本設定で入れても良いのですが、物件数が極端に少なくなってしまうので、条件としては敢えて設定しません。
絶対条件以外は、もしかするとほかの条件や物件の状態で妥協出来たりする場合があるので、最初から条件を狭めない方が結果的に良い物件に出会えたります。
それと、今の検索結果は「ペット相談可物件」で、「ペット相談可物件」≠「猫OK」なので、検索結果の物件がすべて候補ではないということをお忘れなく。
検索結果47件。多いのか?少ないのか?
はい、物件が結構重複しているので、そんなに多くはないと思います。
では、一番上に出てきた物件を使って、物件のチェックをしてみましょう。ここでポイントです。
*〇畳は、物件によって大きさが違うということを意識する。
*図面の形状と添付の写真が違う場合がある。
*図面は正確ではないので、参考程度と思うこと。
*写真の状態が現状ではないということ。
図面を描く仕事をしている猫おばさんから見て、この賃貸情報の図面、結構適当です。開かずの間になってたりとか、キッチンがひっくり返ってたりとか、結構面白い。不動産屋さんの事務の方がエクセルで描いたりとかしている簡易的な物がほとんどですので、しょうがないですね。
それから写真。築年数が新しめの物件は特にですが、新築時の写真をそのまま使っている場合がほとんどですので、そこは意識しておくと落胆しなくて済むかもです。
ここからが本番。実際の物件を一つずつ吟味していきます。
これは好みがあるので絶対ではないのですが、住宅の設計等を手掛けてきた猫おばさん視点を交えた、猫様との暮らしに向いているお部屋探しのポイントをお伝えしたいと思います。少し長くなったので、この続きはまた別の日に。
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