日中も家で仕事をするようになったので、最近くもの寝言がよく聞こえてきます💖普段からおしゃべりのくもは、寝ている時も何か訴えているようです。まるで夢の中で何かを体験しているかのようですね。
ここでは、猫様がなぜ寝言を言うのか、どのような状態で言うのか、そして猫種との関連性があるのか、調べてみました。
猫は本当に「寝言」を言うのか?
結論から言うと、猫様は「寝言」を言います。これは、猫の睡眠サイクルが人間とよく似ていることと関係があります。猫の睡眠は、大きく分けて以下の2つの段階に分かれます。
ノンレム睡眠(深い眠り): 脳の活動が低下し、体を休める段階です。この段階では、猫はぐっすりと眠り、ほとんど動きません。
レム睡眠(浅い眠り): Rapid Eye Movementの略で、眼球が素早く動くのが特徴です。この段階では、脳が活発に活動し、夢を見ている可能性が高いとされています。
猫が寝言を言うのは、主にこのレム睡眠の段階です。夢の中で何かを体験しているときに、その感情や行動が声として漏れ出てくると考えられています。人間と同じですね(笑)
寝言を言うとき、猫はどんな状態?
寝言を言っているとき、彼らの心の中では様々なことが起こっていると考えられます。
1. 夢の中で感情を表現している
寝言は、夢の中で感じている感情の表現である可能性が高いです。例えば、
「ニャー」や「ニャオン」と優しく鳴いているときは、夢の中で飼い主や仲間とコミュニケーションをとっているのかもしれません。
「ウーッ」や「シャーッ」と唸っているときは、夢の中で敵に遭遇したり、縄張りを守ったりしているのかもしれません。
「クルルル」や「ゴロゴロ」と喉を鳴らしているときは、夢の中で安心感や満足感に浸っているのかもしれません。
これらの声に合わせて、ひげや耳がピクピクと動いたり、足が走るような仕草をしたりすることもあります。
くもの場合は、ニャーとかではなく、何かブツブツお話しています。普段からそうなのですが、怒られたり何か不満があるとニャーとも言ってない、本当にブツブツ文句を言っている感じの話し方をすることがあります。ニュアンスで言うと「なんでダメなんだよ~」ブツブツ…といった感じで。寝言もこれに近い感じなのですが、ふてくされているのではなく、人間のようにブツブツ呟いている感じの寝言です(笑)
2. リラックスして熟睡しているサイン
猫様が寝言を言うのは、安心できる環境で深く眠れているサインでもあります。野生の猫は、敵に襲われる危険があるため、完全にリラックスして眠ることはできません。しかし、飼い主のそばや安全な場所で眠る家猫は、安心してレム睡眠に入り、活発な夢を見やすくなります。そのため、寝言をたくさん言う猫は、それだけ飼い主との暮らしに満足していると言えるでしょう。
おしゃべりな猫種は寝言をよく言うのか?
「おしゃべりな猫種の方が寝言をよく言うのか?」という疑問ですが、必ずしもそうとは限りません。寝言の頻度は、猫種の性格(おしゃべりかどうか)よりも、個体差やその日の経験に大きく左右されます。
個体差: どんな猫種であっても、寝言をたくさん言う猫もいれば、ほとんど言わない猫もいます。これは、それぞれの猫が持つ個性であり、性格や感受性の違いによるところが大きいです。
その日の経験: 日中にたくさん遊んだり、新しい刺激を受けたりした猫は、レム睡眠中にその経験を整理するため、寝言を言いやすくなる傾向があります。
ただし、シャムやメインクーンなど、もともとよく鳴く傾向にある猫種は、寝言も少し多めになる可能性はあります。これは、彼らが元々声帯が発達しており、声での自己表現が豊かなためです。うちのくも氏の寝言が多いのも納得。
なぜ猫は寝言を言うようになるのか?
寝言は、猫の成長段階や心理状態によっても変化します。
子猫: 子猫は脳が発達している段階にあり、レム睡眠の割合が非常に高いです。そのため、大人猫よりも寝言を言いやすい傾向にあります。
シニア猫: 一方、シニア猫になると、睡眠が浅くなり、夜中に起きることが増えます。睡眠の質が変化することで、寝言が増えることもあります。
安心感: 飼い主のそばで安心して眠れている猫は、より深くリラックスして眠るため、活発な夢を見やすく、結果として寝言を言うことが多いです。
まとめ
猫様の寝言は、単なる鳴き声ではなく、彼らが安心して眠り、活発な夢を見ている証拠です。猫種に関わらず、寝言の頻度や内容は、その猫の個性や日々の生活を映し出す鏡のようなものです。もしあなたの猫様が寝言を言っていたら、それは彼らが幸せに暮らしているサインかもしれません。温かく見守ってあげてください。
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